シーンスイッチを各部屋に設置してエアコン、扇風機、電球のコントール、起床、就寝、在宅勤務時のシーンなども切り替えられるようにしたいと思いZigbee規格の押しボタン式のシーンスイッチを購入しました。ZigbeeデバイスはZigbeeコーディネータと呼ばれるデバイスが必要になります。そしてHomebridgeでZigbeeデバイスを使うためには、Zigbee2MQTTというソフトウェアでZigbeeのメッセージをMQTTメッセージ化してMQTTブローカーへ送り、それをHomebridge側のプラグインでつなぎます。
Synology NASのDSM上に構築したDocker環境で動作しているHomebridgeですが、Homebridgeのサイトでも定期的な再起動が推奨されています。私自身Homebridgeを使い始めて1ヶ月程度ですが、常時安定しているとは言い切れないと思います。まだ手探りですがHomebridgeサイトが推奨している通り定期的にDockerを叩いてHomebridgeが動作しているコンテナを毎朝再起動するように設定しています。
HomebridgeをインストールするとWebブラウザでそのステータス画面、プラグイン管理画面、設定画面、接続されているアクセサリの一覧画面にアクセスできます。それぞれの画面を紹介してみます。
HomebridgeはSynology NASにインストールすることができます。ハードウェアスペックに性能が左右されたり、ハードウェアビデオエンコーダーが使えないという制限はありますが24時間ローカルネットワークで動作していることが多いNASでHomebridgeを稼働させられるのは便利です。私は6年ほど前に購入した Synology DS916+ 4ベイNASを使っており、それほどプロセッサースペックも高くなく、搭載メモリ容量も多くありませんがストレスなくHomebridgeそして他のファイル共有など使用できています。
2021年11月頃からHomebridgeという無料のソフトウェアを使って、HomeKitに対応していない機器をApple Homeに一生懸命つないでいます。
そもそもHomebridgeはオープンソースのWindows, MacOS, Linux, Raspberry PiそしてDockerで動作するソフトウェアです。非常に軽量なソフトウェアでApple HomeKitをエミュレートするサーバーです。LANネットワーク上においてあるデバイスにこのソフトウェアをインストールし、動作させておくことでApple Homeのブリッジとして登録することができるようになります。