Marriage in Singapore
今月、これまで付き合ってきたガールフレンドと結婚しました。マレーシアのペナン島出身の華人です。
お互いにシンガポールのPR (永住権) を持っておりシンガポールで仕事をしながら一緒に住んでいます。去年から話し合って今年婚姻しました。両親にも予定を入れてもらい証人としてシンガポールへ来てもらいました。
幸い天気にも恵まれ全て順調に済ませる事ができました。次の大きなステップは新居への引越しとなります。
シンガポールでの婚姻は日本のものと違って手続き、手順を踏まなければなりません。
Step 1. File a Notice of Marriage
- オンラインで婚姻する旨を登録。
- 婚姻日、2名の証人を決めておく必要があります。婚姻予定日の3ヶ月前から21日前の期間中に実施する必要があります。証人のIC番号、パスポート番号などが必要になります。
- 婚姻当日の手続きはROM (Registry of Marriages)または外の式場でできます。私達の場合はROMで行いましたのでオンラインで登録の際に時刻を指定しました。ROMでの手続きは件数が限られる為早めに登録しておいた方が良いと思い、私達は予定の3ヶ月前にfilingを済ませました。
Step 2. Go to the Registry of Marriages to Verify Documents and for Statutory Declaration
- ステップ1でFile a Notice of Marriageを済ませるとROMでの書類確認と法定供述の日時を指定されます。私達の場合は婚姻日の前日でした。
- 証人が同席する必要はありませんが書類確認の為に証人のパスポートのコピー、ICのコピーが必要です。
- 離婚歴がある場合は離婚を証明する書類(大使館で英語訳されたもの)が必要となります。
- ROMに行くと発券機があるので番号を受け取り呼び出しを待ちます。呼び出されると一通り書類の確認が行われます。何ら間違いがあった場合はこの時に明確に伝えなければなりません。
- その後、用意されている英語の法定供述を立会人(ROMのlicensed solemnizer)の前でそれぞれ宣誓します。右の手を上げて声に出して読み上げます。
- 私達の場合ROMでの婚姻でしたので書類等を持ち帰る事はありませんでしたが、外の式場で行う場合は必要な書類を持ち帰る事となります。
Step 3. On the day of marriage, proceed to have marriage solemnised by a licensed solemnizer and in the presence of 2 witnesses
- 当日予め定めた時間より十分余裕を持ってROMへ証人と共に行きます。
- ROMの式場は最大20人の親戚、知人を招待する事ができます。
- 順番になると呼び出しがあります。部屋の中に入り立会人(ROMのlicensed solemnizer)の前に新郎新婦、横に二人の証人が座ります。
- 立会人の説明や質問に従って手続きが進みます。指輪の交換は必須ではありませんが指輪を交換する場合は誓いの言葉を述べます。
- 新郎新婦、二人の証人の書類へのサインが終わると「Certificate of Marriage」を受け取り全て終了となります。
この様に最短でも21日前から準備、手続きを行う必要があります。さらにROM以外の式場で結婚する場合はお願いするLicensed Solemnizerの予定を確認、招待状の送付、など様々準備がある様ですので時間に余裕が必要と思います。