Mac mini (Mid 2011) – upgrade from HDD to SSD + SSHD

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Mac mini (Mid 2011) を今でも十分活用できるレベルにできないか調べ先日RAM 16GBへのアップグレードを終えましたが、1番のボトルネックだったハードディスクをSSD化し、さらにデータ保存用のディスクを追加しました。

2011年と2012年モデルのMac miniは通常モデルの場合ハードディスク1台しか搭載されていませんが、本体筐体の構造は2台の2.5インチディスクが内蔵できるようになっています。パーツとしてハードディスクを接続するフラットケーブル、ネジなど、さらに多少特殊なドライバーが必要になりますがそれら全てがセットになった製品 DATA DOUBLER for Mac mini (2011-2012) をOWCが販売しています。

SSDにはSAMSUNG 850 PRO (512GB)、2台目の追加ドライブにはSEAGATE FireCuda (2TB) SSHDを選びました。つい最近職場のPC用にディスクを探していて知ったばかりなのですがSSDとHDDのハイブリッドとなったデバイスをSSHDと呼ぶらしく、SSDとHDDの良さがうまく融合しているようです。

交換作業そのものはおよそ45分程度でした。ハードディスクが筐体の一番内側に収められており、ロジックボード、電源ユニットを含む全てのパーツを一度取り出す必要があります。コネクタ類も小さいので適切なパーツを用いて作業して正解でした。なお、OWCのDATA DOUBLERには交換、ディスク追加手順が細かく説明された冊子が付属しますし、YouTubeのビデオも参考になります。ただ冊子の説明には一部誤記がありましたので同じパーツでディスク交換、増設をされている方のWebサイトも参考にしました。

なお標準搭載されているHDDは高さ9.5mmですが、私が購入したディスクは全て高さ7mm。スペーサーが必要かと気にしていましたが、それぞれのディスクの固定ネジの向きから問題なくお互いのディスクが接触することはありませんでした。

無事に作業を終えUSBメモリからmacOS High Sierraを新規インストール。SSDのお陰で起動時間は短く動作はキビキビ。メモリも増設したので多くのアプリを起動してもストレスになりません。写真や音楽を大量に扱っても2TBのSSHDがあるのでディスク不足に悩まされることはなさそうです。当然プロセッサが非力なので画像処理やビデオを扱うとMacBook Pro (Early 2015)には比べられませんがWeb、メールなどの用途には十分なスペックになりました。

参考までにディスクスピードテストの結果はこちらの通り。

交換前、Apple純正のHITACHI HDD。

交換後、SAMSUNGのSSDとSEAGATEのSSHD。

SSDは元のディスクに比べるとほぼ10倍のスピード。SSHDは読み込みは倍程度になりましたが書き込みはそれほど向上しませんでした。とはいえ、システム起動などアクセスが頻繁なディスクをSSDにしてデータ保存をSSHDにした事で相当早くなりました。

 

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